未発根のアガベを水栽培(水耕栽培)で発根させてみた

植物
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ジブンの育てているアガベ苗が何だかグラグラしています。

変だなと思い、指で軽く押してみると簡単に倒れてしまいました。

根本を見ると根が生えておらず、未発根状態のアガベだったようです。

乾燥には強いアガベですが、流石にこのままの状態ではうまく成長することはできません。

この時、以前検証したサボテンの発根の事を思い出しました。

「もしかしてアガベでも発根できるかも?」

調べてみると、この発根方法はアガベマニアの間でもよくやる手法のようです。

という事で、今回は本当にアガベでも水で発根するのか実際に検証していきたいと思います。

検証日記

2022

3/4 検証開始

根が無かった!

こちらが未発根状態だったアガベです。

まずは、根本以外に水が当たらないように注意しながら水をつけます。

腐らないか心配だ

こちらの品種はラベルに記載がありました。

3/7 発根確認

水につけてから3日目後、早くも発根を確認しました。

アガベは水だけでも簡単に発根するという事が分かりました。

発根するのが早過ぎて驚きました。

3/8 一日の発根の速さ

翌日の根
一日前の根

翌日の根の様子ですが、1日経ったでも根の長さが違うように見えます。

アガベの発根速度はとても早いです。

3/24 移植を決意

どんどん長くなる根

水につけた状態を長く続けるのは良くないと思い、根に長さが出てきたので、土に移植することにしました。

シャリーン♪

移植用土は簡易的な土を使用しました。

以前失敗してしまった経験を生かし、移植後すぐに水やりは行いませんでした。
以前の記事はこちら

前回とは異なる植物なので、この方法が正解なのかは不明です。

4/25 水分不足と葉焼け

葉が内側に丸まっている
シワと変色を起こしている
そのまま枯れてしまうのだろうか・・・。

約1ヶ月後の様子です。

午前中だけ直射日光の当たる窓辺に移動して管理していましたが、水分不足になってしまったようです。

加えて葉焼けも起こしていました。

急な環境変化は植物に大きな影響を与える事例です。

しかし、ジブンはこのまま環境を変えずに検証していきます。

5/24 状態が元に戻る

あれだけ悲惨な状態だったアガベは水を与えると状態が回復しました。

葉が丸まった状態になってしまっても水を与えれば、後は時間が解決をしてくれるようです。

アガベはやっぱり乾燥に強いと改めて感じました。

不思議な事に葉焼けは無くなってしまったようです。

少しであれば葉焼けの跡は残らないものなのでしょうか。

2025

8/3 成長順調

良いじゃん!
斑も良し!

検証開始から約3年5ヶ月が経過しました。

時間も経ったので流石に大きくなったと実感します。

上から見た時、土が見えないくらいの成長具合です。

もっとこまめに水を与えてあげれていれば、もっと成長しているはずです(汗)

うむ。肉厚良好!

横から見ても葉がだいぶ肉厚になったのが分かります。

結果、発根後に土へ移植を行っても枯れることはありませんでした。

今後の成長が楽しみです。

まとめ

  • 3月頃に根が生える部分だけ水に当てた
  • 室内で3日後に発根確認
  • 十分な発根後、土へ移植をした
  • 半日陰の窓辺に置いた
  • 1ヶ月後、水分不足により葉にシワが寄った
  • 乾燥に注意して1ヶ月後には張りが元に戻った
  • 3年5ヶ月後も順調に成長

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