育てていた観葉植物にビッシリとコナカイガラムシが!
こんな経験はありませんか?
今回は大量に増殖してしまったカイガラムシの撃退方法(自己流)をお伝え出来ればと思います。
※コナカイガラムシの撃退方法であり、硬い殻に覆われているタイプのカイガラムシには向かない撃退方法になります。
概要
こちらは私の管理しているホヤ・ブビカリクスです。
趣のある美しいホヤですが、カイガラムシがたくさん付着しており、折角の斑入りもカイガラムシと同化した印象になっています。
すぐに駆除すれば大事に至らずに済みましたが、気付くのが遅れて大量に繁殖してしまいました。
こうなってしまっては完全な駆除が困難となり、植物を育てるのを諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。
こうなった場合でも駆除できる独自の方法をあみ出しました。(一般的なのかは不明)
駆除方法
1 屋外に移動させる
まずは、被害者を屋外へ連れ出しましょう。
ここで注意となりますが、長い間室内で管理した観葉植物は直射日光に耐性がついていないはずです。
直射日光による葉焼けが起きないように注意してください。
2 殺虫剤を散布
次にカイガラムシに効く薬剤を散布します。
カイガラムシは幾つかの種類があるみたいですが、発生したのは「コナカイガラムシ」と呼ばれる種類のようです。
散布する殺虫剤は有効成分が進化している新しい製品が良いでしょう。
(ちなみに私が使用した殺虫剤はこちら)
薬剤を散布するときは注意点があります。
・葉の裏もチェック → 葉の裏にもたくさん潜んでいる
・もったいながらず、たっぷり散布 → 散布量が少ないと効かない
散布後、一日様子をみます。
3 独自のテクニック
翌日になるとカイガラムシも弱っていることでしょう。
ここで独自のテクニックをお伝えします。
結論から申し上げますと水圧でカイガラムシを吹き飛ばす駆除方法です。
殺虫剤を散布しても、うまくかからなかったりして一定数、生き残ってしまうカイガラムシがいます。
それらを水圧によって吹き飛ばします。
ほかにも散布だけだと死骸も残ってしまうので、それらをまとめて一掃するという兼ね合いもあります。
この方法は水道水とホースがあれば駆除が可能なので簡単でおすすめです。
重要なのはホースの先をつまんで水圧を高めて葉に噴射する事です。
これをしないと吹き飛ばすのは難しいかもしれません。
ただ、この方法は葉の薄い品種や柔らかい品種の場合は難しいです。
また多くの場合、自身に水の飛沫がかかるので注意してください。
駆除後の様子
数日後、確認してみるとうまく撃退できたようです。
卵も残っているかもしれず油断はできませんが、とりあえずは通常どおり育てられる状態までには回復できたようです。
動画
やり方については動画のほうが分かりやすいので、宜しければ視聴してみてください。
まとめ
簡単な内容となりましたが、下記にようにまとめました。
- 屋外で薬剤散布
- 葉焼けに注意
- 一日時間をおく
- ホースの先をつまみ、水圧を高めて噴射
- 葉裏にも噴射
- 傷みやすい植物には不向き
そもそもカイガラムシが発生する要因としては下記のような条件で発生することが多いと思います。
・室内で管理
・風通しが悪い空間で管理
増殖しないように注意して管理したいものです。
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