私が多肉植物を育てていて傷めてしまったり、枯らしてしまった事例をご紹介させていただきます。
植物には申し訳無い事をしましたが、原因はこれかなと思うものがありますので、少しでも枯れる植物を減らす事ができるように情報の共有ができたらと思います。
大きめの化粧石
対象の植物は「アエオニウム」「アロエ」です。
室内で植物を管理をしていた場合は、少しでも見栄えを良くしようと化粧石を使うことが多いと思います。
土が剥き出しの状態では、見栄えが悪いと思い化粧石を使用していたところ、腐って枯れてしまったのです。
枯れてしまった上記の2種は写真のような大きめの化粧石を使用していました。
腐って枯れてしまうのは決まって水やりをして数日後でした。
こういった石は湿度をあげる為にも用いられるので、多肉植物との相性が悪いと仮定しました。
これは偶然かもしれませんが、2度同じことが続きました。
それ以来、多肉植物に装飾を施す場合は材質が石のもの、特に大きめのものは使用しないことにしました。
水耕サボテンに直射日光
対象の植物は水栽培での「サボテン」です。
「サボテン=直射日光を好む」というイメージでしたので、直射日光の当たる窓際に置いていたところ、水から悪臭が放ち始め、腐ってしまいました。
原因はおそらく水温が上がり、雑菌が繁殖して菌に侵されて枯れたのではないかと思われます。
対策としては気温の上がる時期は涼しい場所に置くという事です。
後から考えれば、水の入ったガラスを直射日光の当たる場所に置くとレンズの役割を持ち、火災の原因になる場合があるので危険な事をしていました。
水栽培をしている方は、その点は十分に気をつけた方が良いです。
夏の霧吹き
対象となった植物は「センペルビウム」です。
センペルビウムを育てるのは難しく、日本の夏では水やりを控えるのが常識です。
非常に蒸れやすく、土を乾燥気味に育てないと腐ってしまう事が多いからです。
また、日照不足の場合も間伸びをして形が悪くなるので、基本的に直射日光のあたる場所で管理すると思います。
ここで問題となってくるのが、直射日光に当たる場所で育てているので、乾燥に強い種であっても乾燥が行き過ぎると葉に傷みが出るという事です。
土を乾燥させれば葉が傷み、水やりを行うと蒸れてしまうという現象です。
その打開策として考案したものが「霧吹き」でした。
霧吹きであれば、土をほどよく濡らせて、葉の保水になると思ったからです。
しかし、これが良くありませんでした。
高温時の霧吹き植物にとってミスマッチのようで、かなり葉に傷みが出ました。
鉢植えの水やり
鉢植えで管理をしていた場合、頻繁に水やりをしなければならないことがあります。
水やりの回数を減らす方法としてバケツなどに水を溜めて鉢ごと水に沈める方法があります。
鉢を水に沈めると気泡が出てきますので、気泡が出なくなるまで行います。
こうする事により水保ちが抜群に良くなり、水やりの回数を減らす事ができます。
ただし、この方法は多肉植物においてはリスクのあるやり方だということが分かりました。
「エケベリア」でこの方法で水やりを行ったところ、品種によって枯れてしまうものがありました。
ただ、多肉植物でも極度の水ぎれ状態に陥った場合は、この方法によって元通りになったので、この水やり方法が必ずしも枯れるという事ではないようです。
結論としては、少量の水やり程度にとどめ、これをこまめにやる方が安全かもしれません。
他にも夏場の昼間に日向で水やりを行ったところ枯れた事がありました。
水やり直後は涼しい環境が良いということが分かりました。
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