サボテンの水栽培のやり方と弱ったサボテンを復活させる方法

育成日記
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深い溝のあるサボテン

サボテンを育てていたところ、育て方が悪かったのか株の所々が黄色くなり、張りがなくなってきました

成長があまり感じられなかったので、土から掘り出してみると、全く根を生やしておりませんでした。

根が生えていない


根の生える部分を観察してみると枯れています。

触ってみると根本は木質化おり、除去すると穴が空きました。

本来、根が生える部分が木質化した事により、生えられない状況になっていたと思われます。

木質化した部分を取り除いた状態

このように株の状態に異常がみられた時は、土から掘り出してみると原因がわかる場合があります。

せっかくなので、この個体で前からチャレンジしてみたかった「サボテンの水耕栽培」に挑戦することにしました。

サボテンの水栽培(水耕サボテン)とは

「サボテンを水栽培?」そう思う方も多いのではないでしょうか。

サボテンと言えば砂漠に生える乾燥を好むイメージがあると思います。

それが意外にも水栽培で普通に育ってしまうらしいのです。

サボテンは水のやり過ぎで枯れてしまうことがあります。

腐ってしまう原因は水分によって、土の中の菌が繁殖してしまうからと言われています。

根は常に水に触れていても問題はありませんが、株が水が浸かっていると水中内のに侵されて枯れてしまいます。

サボテンを水栽培で育てる上での重要なポイントは根だけ水に触れているということです。

検証サボテンの品種について

フェロカクタス属のサボテンで、メキシコに固有であり、グアナファト州とオアハカ州に分布する「天城あまぎ」と言う品種です。

学名はFerocactus macrodiscus var.oaxacensis(フェロカクタス マクロディスカス オアハカセンシス)です。

メキシコにあるグアナファト州とオアハカ州に分布とあります。

本種は「フェロカクタス マクロディスカス(赤城あかぎ)」の変種となっております。

この「天城」と「赤城」は外観が似ており、違いは以下のとおりと言われています。

・棘が黄色かどうか
・花がピンクか斑が入るか


実際のところ違いについては諸説あり、はっきりと分かりませんでした。

ただ、学名をみると「オアハカンシス」となっていますので、メキシコ・オアハカ州の固有種という事が推測できます。

これは私個人の見解ですが、両種の違いについては、学名に地名がついている事から分布域の違いではないかと思いました。

参考資料1:www.llifle.com
参考資料2:theferocactus.free.fr

検証日記

2021

8/23 成長日記開始

育て方どおり、専用容器を用いて本体(株)に水が当たらないように設置しました。

根の生える部分を除去したので、水に触れる面積が少なく調節が難しかったです。

気泡がみえるのは、へこんでいるから

8/25 棘を除去

画像をみてもらうとわかるように、棘が株の下の方まで生えていたのでガラスから浮いてしまっています。

調節が難しい原因はそこにありました。

株も水浸しになっている

思い切って棘を切り落としてみました。(サボテンさんごめんなさい)

良い感じにフィットして、調節が簡単になりました。

8/30 根が生えだす

もう根か!!早くないですか?

水に触れてからは発根が早かったです。

根が形成されるまで一週間ほどでした。

ゴクッ!ゴクッ!!!

白い芯の周りをよく目をこらしてみると、細かい繊毛が生えているのがわかります。

9/9 根が分枝する

分根

9/22 順調に成長

根の発根状態も順調に促進され、ボリュームが出てきました。

株を観察してみるとアレオーレに新しい棘が形成されてきました。

10/30 異変あり

「グジュッ」としている
取り除いた跡

根から吸い上げた水分が株にあたり、腐敗が進行していた様です。

除去したところ、更に穴が深くなってしまいました。

腐敗が進行して枯れてしまうのは避けたいところです。

株自体は水分を吸って、ずっしりと重みを感じるくらい回復したので、土植えに戻そうか迷っています。

2022

4/8 植え替えを決意

水栽培では、これ以上の変化は無いことを見込み鉢植えに戻す事にしました。

かなり水を蓄えたようで、当初とは比べ物にならないほど重みが増しています。

当分水切れには耐えられる事と思います。

他の記事でもあったように、植え替え直後は土に気をつけました。

吊り鉢仕立てへ変更です。